コラム

CTRを上げるための8つの方法を解説

コラム:2024年6月25日

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CTRを上げることは、多くのコンバージョンを獲得する上で非常に重要です。
広告がクリックされなければランディングページに誘導できるユーザーも増えないため、獲得できるコンバージョンも増えないからです。

またCTRを高めれば、広告の掲載順位を決める広告ランクにも良い影響があります。
広告ランクが高くなれば広告は上位に表示されやすくなり、広告の入札単価を下げることも可能です。

本記事では、まずCTRの基礎知識と業界別の平均クリック率を紹介します。
また、CTRを向上させるための具体的な方法も8つ解説しますので、ぜひ参考にしてください。

CTR(クリック率)とは

CTR(Click Through Rate)とは日本語でクリック率といい、広告がユーザーに表示された回数に対するクリック数の割合のことです。

「自社のランディングページにユーザーを誘導する」という目的が、その広告によってどれくらい達成できているかを示す指標です。
広告のCTRが高いとより多くのユーザーをサイトに誘導できるので、CVR(コンバージョン率)の向上にもつながります。

(広告のクリック数 / 広告の表示回数)×100」で算出します。
たとえば、クリックされた回数が100回で表示回数が3,000回であれば、CTRは5%です。

業界の平均クリック率(CTR)は?

海外メディア「WordStream」が2018年に調査した業界別の平均CTRは、以下のとおりです。

業界リスティング広告CTRディスプレイ広告CTR
非営利団体4.41%0.59%
自動車4.00%0.60%
B2B2.41%0.46%
消費者サービス2.41%0.51%
デート&出会い6.05%0.72%
E‐コマース2.69%0.51%
教育3.78%0.53%
人材系サービス2.42%0.59%
金融・保険2.91%0.52%
健康・医療3.27%0.59%
家庭用品2.44%0.49%
産業サービス2.61%0.50%
法律サービス2.93%0.59%
不動産3.71%1.08%
テクノロジー2.09%0.39%
旅行4.68%0.47%

参照:Google Ads Benchmarks for YOUR Industry

リスティング広告のCTRでもっとも高いのが「デート&出会い系」、もっとも低いのが「テクノロジー系」になっています。
ディスプレイ広告(バナー広告)のCTRでもっとも高いのが「不動産系」、もっとも低いのがリスティング広告と同様「テクノロジー系」になっています。

また、全体的にディスプレイ広告のCTRがリスティング広告のCTRより低くなっているのも大きな特徴です。

CTRを上げる8つの方法

この項目では、CTRを上げるための方法を8つ紹介します。

  • 【方法①】品質スコアを上げる
  • 【方法②】ニッチなキーワードを設定する
  • 【方法③】キーワードのマッチタイプを絞り込む
  • 【方法④】広告グループとキャンペーンを整理する
  • 【方法⑤】除外キーワードを設定する
  • 【方法⑥】タイトルに具体性のある訴求内容をいれる
  • 【方法⑦】広告コピーを常にA/Bテストする
  • 【方法⑧】広告表示オプションを追加する

【方法①】品質スコアを上げる

CTRを上げる方法の1つ目は、広告の品質スコアを上げることです。
品質スコアが高くなればCPC(クリック単価)は低くなってクリック数が増えるので、CTRも上がるからです。

品質スコアは以下の3つの要素を総合的に判断し、10段階で評価します。

  • 推定CTR
  • 広告文と検索クエリの関連性
  • ランディングページの利便性

品質スコアが3以下になった広告は掲載されないので注意が必要です。
通常のキーワードで必要になるスコアは7ほどですが、人気のキーワードであれば8~9は欲しいところです。

品質スコアを上げる方法には以下のようなものがあります。

  • 広告文とキーワードの関連性を高める(キーワード・広告文に一貫性を持たせる)
  • ランディングページのクオリティを上げる(キーワードや検索意図との関連性を高め、ユーザーの悩みを解決するコンテンツを用意する)
  • 推定CTRの改善(キーワードやメリットなどを盛り込んでクリックしたくなる広告にする)

Googleアナリティクスには品質スコアが低い広告を特定できる機能があるので、積極的に活用して改善していきましょう。

【合わせて読みたい】
品質スコアを上げるための3つの施策を解説

【方法②】ニッチなキーワードを設定する

CTRを上げる方法の2つ目は、ニッチなキーワードを設定することです。
検索ボリュームが大きい人気のキーワードは検索するユーザーも多いですが、その分、競合も多いので上位表示がむずかしいからです。

誰もがねらう人気キーワードで広告を上位表示させるには、求められる入札額や品質スコアが高くなり過ぎる傾向にあります。
しかし、検索ボリュームがそれほど大きくなく、検索するユーザーもそれなりの数がいるニッチなキーワードであれば無理なく上位表示がねらえます。

おすすめは「SEO MEO 違い」などのロングテールキーワードです。
ロングテールキーワードは検索数が少ない分、競合も多くありません。
しかし、ユーザーが具体的なニーズを持って検索することが多いので、適切なキーワードを選べばCTRも高くなります

あえて人気のキーワードを避けることで、競争を回避しつつ広告のCTRを向上させることが可能です。

【合わせて読みたい】
リスティング広告のキーワードの選び方:ステップや設定ポイント等を解説

【方法③】キーワードのマッチタイプを絞り込む

CTRを上げる方法の3つ目は、キーワードのマッチタイプを絞り込むことです。
特に部分一致を避け、完全一致とフレーズ一致に絞り込むのがおすすめです。

部分一致は、広告主が指定したキーワードを含まない検索でも広告が表示される可能性があります。
自社の商品に興味を示さない属性のユーザーにいくら広告を表示してもクリックされないため、CTRも下がってしまいます。

完全一致・フレーズ一致であれば、広告が表示されるキーワードをコントロールしやすいので広告をクリックしてくれそうなユーザーだけをねらえるのでCTRを向上させられます。

【合わせて読みたい】
リスティング広告の「部分一致」と「フレーズ一致」の違いは?効果的な活用方法も解説

【方法④】広告グループとキャンペーンを整理する

CTRを上げる方法の4つ目は、広告グループ(※1)とキャンペーン(※2)を整理することです。

※1「広告グループ」
”テーマやターゲットに関連する広告やキーワードをグループ単位でまとめたもの。 広告グループに登録したキーワードが検索されればそれに紐づいている広告が表示される”

※2「キャンペーン」
”広告を管理するための単位。 入札単価や予算、ターゲット、配信期間など、広告運用の戦略に関する基礎部分を設定する重要な要素。キャンペーンの中に、必要な分だけ広告グループを作る”

広告グループやキャンペーンをテーマやターゲットごとに整理すれば、自社の広告をクリックしやすいユーザーにのみ届けられます

一例を挙げると、ねらいたいロングテールキーワードを3つほどピックアップし、それぞれに広告グループを用意するイメージです。
ベッドに関するメディアを運営している場合、まず1つ目の広告グループで「シングルサイズ ベッド」のキーワードをねらいます。
そして、2つ目の広告グループで「キングサイズ ベッド」のキーワードを、3つ目の広告グループで「ダブルサイズ ベッド」をねらうといった具合です。

このようにグループ分けすることで広告の関連性が高まり、CTRを上げることにつながります

また、ターゲットごとにそれぞれキャンペーンを用意して関連するキーワードと広告をまとめることも可能です。
たとえば、「ターゲットAをねらうためのキャンペーンA」「ターゲットBをねらうためのキャンペーンB」をそれぞれ用意するイメージです。
これにより、品質スコアが向上し、CTRが向上する可能性も高まります。

【方法⑤】除外キーワードを設定する

CTRを上げる方法の5つ目は、除外キーワードを設定することです。
除外キーワードを設定することで広告を表示したくないキーワードを避けることが可能になり、自社の商品に興味を示さないユーザーに広告が届かないようにできます

広告を無駄に表示させることを防げるため、CTRの向上につながります。

たとえば「父の日 プレゼント」の場合、除外すべきキーワードは「母の日 プレゼント」や「彼女 誕生日プレゼント」などが該当するでしょう。

除外キーワードは、Googleキーワードプランナーなどのツールを使えば見つけやすいので、定期的に見直して最適化していきましょう。

【方法⑥】タイトルに具体性のある訴求内容をいれる

CTRを上げる方法の6つ目は、タイトルに具体性のある訴求内容をいれることです。
具体的には「導入500社超の人気管理ツール」「8月31日まで」「今なら30%オフ」などが考えられます。
これらをいれることにより緊急性を演出したり、信頼性を高めたり、競合との差別化を図ったりできます

  • 競合との差別化(自社にしかないセールスポイントを数字などで訴求する)
  • 緊急性の演出(「タイムセール」「〇月〇日まで30%オフ」など、期限や期間限定のキャンペーンを訴求する)
  • 信頼性の向上(販売実績や導入数などの数字をいれればユーザーに安心感を与えられ、広告の信頼性も増す)

上記のような要素をタイトルにいれれば広告の訴求力も高まり、クリックされやすくなるのでCTRも向上するでしょう。

【方法⑦】広告コピーを常にA/Bテストする

CTRを上げる方法の7つ目は、広告コピーを積極的にA/Bテストにかけることです。
広告クリエイティブの中でも広告コピーは特にCTRに大きな影響があります。
そのため、A/Bテストにかけてよりクリックされやすいコピーを作り出すことは非常に重要です。

Google広告では、2パターンの広告を同時に出稿してどちらが優れているかを比較可能です。

広告コピーをテストするときは、広告の要素をすべて同じにしてコピーだけを変えてテストします。
これにより、どのコピーがより高い効果を発揮しているか確認できます。

A/Bテストを繰り返して広告コピーをブラッシュアップしていけばターゲットに最適な広告コピーを選び出すことができ、CTRを向上させることも可能です。

また、A/Bテストを使えば、ランディングページ内のCTA(ユーザーにアクションを促すボタンやリンク)のCTRも向上させられます。

【合わせて読みたい】
リスティング広告のA/Bテスト実施ガイド|準備・設定・測定・分析まで徹底解説

【Google広告】ランディングページ(LP)のA/Bテスト実施ガイド

【方法⑧】広告表示オプションを追加する

CTRを上げる方法の8つ目は、広告表示オプションを追加することです。
広告表示オプションを追加すればユーザーに伝えられる情報が増えて視認性の向上につながり、クリックされやすくなるからです。

広告がクリックされやすくなれば、CTRも向上します。

広告ランクにも良い影響があるので、広告が上位に表示される効果も期待できるでしょう。

広告表示オプションには以下のような機能があります。

  • サイトリンク表示オプション(特定ページのリンクを表示できる)
  • コールアウト表示オプション(短文で商品の特徴などを追記できる)
  • 構造化スニペット表示オプション(ヘッダーに合わせて商品内容を追加表示できる)

上記のようなオプションを活用すれば広告の占有率が高まり、CTRも向上します。

【合わせて読みたい】
【Yahoo!広告】広告表示オプションの設定方法|メリット・注意点も徹底解説!

まとめ

CTRを高めれば多くのユーザーをランディングページに誘導できるので、コンバージョンの獲得数も伸ばせます
また広告ランクにも良い影響があるので、入札単価を下げつつ、広告を上位表示させられます。

ただ、CTRを高めるための方法は専門知識やノウハウを必要とするものが多いです。
たとえば、除外キーワードを設定するにしても、部分一致やフレーズ一致などを使いこなさなければ大きな効果は期待できません。

これから施策に取り組もうという場合、知識やノウハウを身に付けて成果を出すまでには、多くの時間がかかります。
この我慢の期間を短縮、もしくはないものとしてすぐに成果を出したいなら、広告運用の専門家である広告代理店を利用するのがおすすめです。

弊社もそのひとつで、広告運用全般に精通しており、CTRを向上させる施策をこれまで何度も成功させてきました。

お問い合わせ時に御社の状況をお伝えいただければ、最適なプランを提案させていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を監修した人

株式会社Hew One’s Way(ヒューワンズウェイ)のマーケティング部

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