コラム

リスティング広告の文字数は何文字まで?GoogleとYahoo!に分けて紹介

コラム:2022年10月4日

リスティング広告 文字数

リスティング広告とは、ユーザーの検索キーワードに連動して、検索結果に表示される広告のことです。この広告を出稿するためには、文字数などの細かいルールを守る必要があります。

本記事では、リスティング広告の文字数をGoogle広告とYahoo!広告に分けて解説していきます。

 

Google広告の文字数

Google広告の文字数は以下のとおりです。

【Google①】テキスト広告 ※新規入稿終了

テキスト広告とは、テキストのみのインターネット広告のことです。

テキスト広告で入力可能な文字数は以下のとおりです。

入力項目

文字数(半角)

文字数(全角)

見出し1~3

30 15

説明文1~2

90 45

パス1~2

15 7

見出しは3つ、説明文とパスは2つまで設定することが可能となっています。

拡張テキスト広告の作成および編集は、2022年6月30日以降から編集できなくなりました。

【Google②】レスポンシブ検索広告(RSA)

レスポンシブ検索広告では、最大15個の見出しと4つの説明文を登録することができます

登録した見出しや説明文は、ユーザーとの関連性が高くなるように、Google側で自動的にテストされ、掲載結果が高くなる組み合わせが使用されるよう仕組みとなっています。

自分で表示される順序を決めることができないため、見出しや説明文は単体でも意味が分かるように作成する必要があります。

入力項目

文字数(半角)

文字数(全角)

見出し

30 15

説明文

90 45

パス

15 7

【Google③】動的検索広告(DSA)

レスポンシブ検索広告では、見出しはGoogle側で自動生成されるため、実際に入力するのは説明文×2のみです。

説明文は、半角90文字(全角45文字)以内となっています。

入力項目

文字数(半角)

文字数(全角)

説明文

90 45

【Google④】電話専用広告

電話専用広告とは、検索結果に記載してある電話番号のリンクをクリックすることで、電話をかけることができる広告のことです。

通常、検索結果の広告をクリックし、ランディングページに誘導しますが、電話専用広告では広告から直接電話による問い合わせを促すことができます。

入力項目

文字数(半角)

文字数(全角)

会社名

25 12

説明文

90 45

【Google⑤】広告表示オプション

広告表示オプションとは、広告文や見出しの下に解説や電話番号、リンクなどを追加できるオプションのことです。

広告表示オプションで、ユーザーが求めている情報を訴求することで、クリック率やアクセス数が向上します。

表示オプション 入力項目 文字数(半角)
サイトリンク表示オプション サイトリンクのテキスト 25
広告文1 35
広告文2 35
コールアウト表示オプション コールアウト 25
構造化スニペッドオプション 25
メッセージ表示オプション 拡張テキスト 35
会社名 25
メッセージテキスト 100
価格表示オプション ヘッダー 25
説明 25
アプリリンク表示オプション リンクテキスト 25

2024年更新

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Yahoo!広告の文字数

Yahoo!広告の文字数は以下のとおりです。
※Google広告の「見出し」がYahoo!広告では「タイトル」で表記されています。

【Yahoo!①】テキスト広告

入力項目

文字数(半角)

文字数(全角)

タイトル

30 15

説明文

90 45

ディレクトリ

15 7

【Yahoo!②】レスポンシブ広告

Yahoo!のレスポンシブ広告もGoogle広告と同様に、最大で見出し15個、説明文4つの登録が可能となります。

入力項目

文字数(半角)

文字数(全角)

タイトル

30 15

説明文

90 45

ディレクトリ

15 7

【Yahoo!③】動的検索連動型広告(DSA)

Yahoo!広告の動的検索連動型広告では、Google広告と違い入力可能な文字数は90文字となっています。

入力項目

文字数(半角)

文字数(全角)

説明文

90 45

【Yahoo!④】検索広告(テキスト拡大広告)

入力項目

文字数(半角)

文字数(全角)

タイトル1・2

30 15

タイトル3(任意)

30 15

説明文1

90 45

説明文2(任意)

90 45

ディレクトリ

15 7

【Yahoo!⑤】広告表示オプション

Yahoo!広告では、Google広告よりも表示オプションが少ないですが、文字数は同様となっています。

表示オプション 入力項目 文字数(半角)
クイックリンク表示オプション クイックリンクテキスト 25
テキスト補足オプション 補足用テキスト 25
カテゴリ補足オプション 補足内容 25

※2024年1月更新

広告文を作成する際のポイント

Google広告とYahoo!広告の入力可能な文字数は、上記で理解できたかと思いますが、実際にはどのように広告文を作成していけばよいのでしょうか。

広告文を作成する際のポイントは以下のとおりです。

【ポイント①】1つ目の見出しに検索キーワードを入れる

1つ目の見出しは、検索してきたユーザーが最初に目にする文章で1番印象に残りますまた、ユーザーはこの見出しを見て、クリックするか離脱するかを判断するため、とても重要な部分になります。

ユーザーにどのような情報が記載されているか知らせるためにも、1つ目の見出しに検索キーワードを入れることが効果的です。

例えば、検索キーワードが「ホワイトニング」の場合は、「歯の黄ばみに悩んでいる方におすすめのホワイトニング」のように検索キーワードを含めた見出しを作成していきましょう。

【ポイント②】2つ目の見出しにメリット・ベネフィットを入れる

2つ目の見出しには、ユーザーの購買意欲を促すような、商品・サービスのメリット・ベネフィットを入れるようにしましょう

メリットやベネフィットは、簡単に思いつきそうなものですが、そうはいかない場合もあります。そんな時は、機能的ベネフィットと感情的ベネフィットに分けて考えると、意外に簡単に思いついたりもします。

例えば、検索キーワードが「うどん 福岡」の場合、機能的ベネフィットと感情的ベネフィットを加味して考えた見出しは以下のようになります。

機能的ベネフィット

注文から○○分で出てくる

感情的ベネフィット

あの有名な○○も通ううどん屋さん

【ポイント③】説明文に商品・サービスの詳細を入れる

広告文の中で最大文字数となっている説明文には、商品・サービスの詳細を入れていきましょう。

説明文まで読んでいるユーザーは、購買意欲が高いユーザーの可能性が高いため、商品の機能やサービス内容などを詳細に記載し、それらの魅力をユーザーに訴求するための文章を作成していく必要があります。

例えば

  • テレビの機能を説明する場合、「史上最高の鮮明度」よりも「家族で鮮明度の高いテレビを楽しむ」のほうが具体的に使用するイメージがわきやすい。
  • マッサージの詳細を説明する場合、「体が軽くなる」よりマッサージでほぐしてくれる箇所を説明した方が具体的なイメージがわきやすい。

リスティング広告で使えない記号

リスティング広告で、使えない記号は以下のとおりです。

{}\ _ ⇒ ⇐ ↑ ↓ → ← ♪ 〆 ※ 〒

上記で紹介した使えない記号以外にも使えないものが存在します。

また、Google広告では使用できるが、Yahoo!広告では利用できないものなど、広告媒体によってルールが異なっているため、注意が必要です。

各媒体の使用できる記号・使用できない記号は、Google広告及びYahoo!広告の公式サイトで確認するようにしましょう。

<Google広告>Google 広告ポリシー
<Yahoo!広告>文字、記号を使用する際のルール – ヘルプ – Yahoo!広告

 

まとめ

今回は、Google広告とYahoo!広告における文字数について解説させていただきました。

リスティング広告には、今回解説した文字数のような細かいルールがたくさんあります。このルールを守らなければ、広告を出稿できないうえに、アカウント停止になってしまう可能性もあります。

ルールは日々更新されているため、ガイドライン違反にならないためにも、日常的にチェックする必要があります。また、リスティング広告の文字数のルールについて解説している記事には、間違った情報が記載されている可能性もあるため、必ず公式サイトで確認するようにしましょう。

顧客と伴走し、集客にコミットする

この記事を監修した人

株式会社Hew One’s Way(ヒューワンズウェイ)のマーケティング部

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