【目的別】無料から使えるSEOチェックツールを紹介
「有料のSEOチェックツールじゃないとSEO対策に活用できない。」
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?しかし、無料でもSEO対策に便利なチェックツールは無数に存在します。
本記事では、無料から使えるSEOチェックツールを紹介していきます。
SEOチェックツールは無料でも十分使える
SEOチェックツールでは、検索結果での順位やWebサイトのSEO対策が行えているのかを確認することができます。
SEOチェックツールには、有料と無料があり、もちろん有料のほうが機能的には優れているかもしれませんが、無料でもSEO対策に必要な機能が携わっているため、検索結果での上位表示を目指すことができます。
SEO対策のチェックリスト
SEO対策のチェックリストは以下のとおりです。
【リスト①】キーワード選定
SEO対策において、キーワード選定は重要となります。
なぜなら、SEOで上位表示を目指すためには、競合が少なくユーザーのニーズに合ったキーワードを選ぶことが重要だからです。しかし、キーワードを自力で選定していくとなると相当な手間と時間がかかります。
そこで活用できるのがキーワードチェックツールです。キーワードチェックツールを使用すれば、難易度が低いキーワードや入力したキーワードの月間検索ボリューム・関連キーワード・入札単価を調べることができます。
【リスト②】内部対策
コンテンツ作成後に活用できるのが、コンテンツチェックツールです。
コンテンツチェックツールでは、コピペチェックや入力したキーワードの含有率を確認することができます。
競合サイトを分析しながらコンテンツを作成した場合、知らず知らずのうちに競合サイトとよく似たコンテンツをなっていることがあります。そうなった場合Googleなどの検索エンジンからの評価が低くなり、検索順位が低くなってしまいます。そのため、必ずコピペチェックを行い、コピー率の低いコンテンツへと改善しましょう。
また、コンテンツ内にどれだけキーワードが含まれるかというキーワードの含有率も重要となります。キーワードの含有率が低いと、キーワードに対して関連性の低いコンテンツであるとGoogleに判断されてしまいます。
【リスト③】外部対策(被リンクチェック)
コンテンツ公開後は、被リンクチェックツールを活用して、自社サイトが外部サイトからどれだけ被リンクを獲得しているか、引用されているかを確認します。
また、被リンクの獲得がある場合は、被リンク数と被リンク元を確認するようにしましょう。
被リンクの獲得数が多い記事は、ユーザーの知りたい情報が記載されている質の高いものだと評価され、検索結果の上位に表示されやすくなります。また、自社サイト内で相互リンクを貼ることで、ユーザーの回遊率も改善することができます。
被リンクチェックツールを用いて、被リンクが獲得できていなければ、コンテンツを分析・改善して、ユーザーの知りたい情報が記載されている質の高いWebサイトを作成するようにしましょう。
おすすめの無料SEOチェックツール
おすすめの無料SEOチェックツールをご紹介していきます。
キーワード選定チェックツール
キーワード選定チェックツールは、コンテンツを作成する中で最適なキーワードを調査・選定することができるチェックツールです。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、キーワード選定チェックツールの中で、最も信頼性の高いチェックツールです。本来、Google広告を出稿する際に利用するツールですが、広告を出稿していないユーザーでもキーワード調査を行うことができます。
Googleキーワードプランナーで特定のキーワードを入力すると、検索ボリュームや広告の入札単価をチェックすることができます。関連キーワードも自動的に表示されるため、容易にキーワード選定を行うことができます。
URL:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
Googleトレンド
Googleトレンドは、過去にトレンドとなったキーワードや現在のトレンドキーワードをチェックすることができるツールです。更新頻度が早いため、最新の情報をグラフで確認することができます。
また、特定のキーワードに関連したニュースも見ることができため、トレンドとなった要因も併せてチェックすることができます。
URL:https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
ラッコキーワード
ラッコキーワードでは、Google・Bringに加えYouTubeなどで、検索されているキーワードをチェックすることができます。
調べたいキーワードを入力すると、複合キーワード・関連キーワード・サジェストワードを調査することができます。また、人気となっているキーワードの動向を示したグラフも確認することができるため、リスティング広告のタイトルを決める際にも利用することができます。
URL:https://related-keywords.com/
rishirikonbu.jp
rishirikonbu.jpは、キーワードを入力すると、入力したキーワードで上位表示できる難易度をチェックすることができるSEO難易度チェックツールです。
また、入力したキーワードの関連語や候補キーワードの検索数を予測できる機能もあります。rishirikonbu.jpを利用することで、キーワードに対する難易度を把握することができるため、競合の少ないキーワードや、小規模なサイトしかないキーワードを狙うことができます。
Keywordmap
Keywordmapは、Googleが評価対象としているコンテンツ要素がわかるキーワードチェックツールです。SEO・ディスプレイ広告・リスティング広告・SNSなどの分野で調査分析することができます。
自社だけでなく競合サイトへの流入キーワードや集客に必要なキーワードの抽出、クリエイティブ、LPなどの調査を行うことができます。
キーワードチェックツールは以下でも紹介していますので、参考にしてください。
内部対策チェックツール
内部対策チェックツールは、サイト内の構造やエラーをチェックすることができるチェックツールです。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、Googleが提供している無料ツールです。自社サイトの掲載順位や検索トラフィックをチェックすることができます。また、モバイル端末でのユーザーの使用性に関するチェックもすることができます。
サイト内にエラー箇所があった場合は、Googleから自動で通知が来るため、使いやすいツールであると言えます。
URL:https://search.google.com/search-console/about
SEO Pack
SEO Packは、調査したいWebサイトとキーワードを入力すると、内部SEOスコアを100点満点で採点してくれる内部対策チェックツールです。Googleガイドラインに沿った採点をしてくれるため、信頼性が高いといえます。
内部SEOスコアの採点は無料で利用することができますが、SEO対策に関するチェックは有料となっており、3ヶ月プランが23940円、6ヶ月プランが47880円となっています。
高評価
高評価では、内部SEO対策の中でも特に重要な項目をチェックすることができます。
チェックできる項目としては、ページの基本情報・文字数・ALT情報の有無・タグ内のテキストなど、内部SEO対策に関する項目を細かく調査することができます。無料で利用することができるので、新しいコンテンツを作成した後は、ぜひ高評価でチェックしてみましょう。
ミエルカ
ミエルカは、利用実績が豊富なコンテンツマーケを専門としているチェックツールです。SEOによるコンバージョン率の向上に向けて活用することができます。
ミエルカでは、内部対策だけでなく特定キーワードの検索ボリュームや競合サイトのキーワードを調査することができます。
利用料金は月額15万円、アカウント構築費で10万円(初回のみ)と個人で利用するのには少し高額なツールとなっていますが、無料トライアルサービスがあるので、ぜひ試してみてください。
内部・外部対策チェックツールは、以下でも紹介していますので、参考にしてください。
被リンクチェックツール
被リンクは検索エンジンからの評価対象となっており、良質な被リンクを受ければ受けるほど検索結果の上位に表示させることができる確率が上がります。被リンクをチェックできるツールは以下のとおりです。
Moz Link Explorer
Moz Link Explorerは、海外のSEOチェックツールで、内部対策・キーワード選定・被リンクチェックなど、SEOに関することを全般的にチェックできるツールです。
WebサイトのURLを入力すると、月間流入数や被リンク数をチェックすることができます。また、被リンクを受けたサイトに関することもチェックすることができるため、質の低い被リンクがないかどうかチェックすることができます。
URL:https://moz.com/link-explorer
Ahrefs Site Explorer
Ahrefs Site Explorerも被リンクチェックを含めたSEOに関することを全般的にチェックすることができるツールです。こちらは無料ツールではありませんが、1週間7ドルで利用することができる体験プランはあります。ちなみに有料プランは、月額で99ドル~となっています。
Ahrefs Site Explorerでは、競合サイトのランク付けされているキーワードや検索経由のトラフィックが多いページの確認、競合サイトにリンクしているWebサイトの確認を行うことができます。また、被リンクを受けているWebサイトのタイトルやURLを調査したり、ドメイン数を調べることができます。
URL:https://ahrefs.com/ja/site-explorer
被リンクチェックツールは以下でも紹介していますので、参考にしてください。
検索順位チェックツール
検索順位チェックツールは、自社のWebサイトが各検索エンジンの検索結果で何番目に表示されているかをチェックできるツールです。検索順位の変動を、その都度知らせてくれるツールもあります。
SEOチェキ!
SEOチェキは、Google・Yahoo!・Bringでの検索順位をチェックできるツールです。ブラウザ上でチェックできるため、設定やダウンロードの手間がありません。
SEOチェキでは、title・ディスクリプション・キーワード・h1タグ・外部リンク数・内部リンク数・Google、Yahoo!のインデックス数・ページ読み込み時間・利用ホスト・Facebookのいいね数のほか検索順位などをチェックできます。
GRC
GRCは、Google・Yahoo!・Bringでの検索順位をチェックできるツールです。GRC公式サイトからプログラムをインストールすることで、使用が可能になります。
キーワード・サイト名・URLを入力することで検索順位をチェックすることができます。GRCには有料版もあり、無料版よりも項目数の制限が緩和されます。
検索順位チェッカー
検索順位チェッカーは、Google・Yahoo!・Bringの検索順位をチェックできるツールです。プログラムをダウンロード、インストールする必要がなく、ブラウザ上から利用することができます。
検索順位チェッカーでは、一度に5つのキーワードをチェックできるだけでなく、PCやスマートフォンなど、閲覧に使用したデバイスごとの検索順位もチェックすることができます。チェックした結果はCSVでダウンロードすることができます。
URL:https://checker.search-rank-check.com/
検索順位チェックツールは、以下でも紹介していますので参考にしてください。
まとめ
今回は無料から使えるSEOチェックツールを紹介させていただきました。
無料ツールは、有料ツールに比べ機能制限やチェックできるコンテンツ数が制限されていることがありますが、十分に活用することができます。
しかし、有料ツールのほうがSEO対策に役立つのは確かです。無料トライアル期間を設けているツールも多くありますので、ぜひ利用してみてください。