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少額予算でも成果が出る!おすすめのリスティング広告代理店5選

コラム:2024年9月27日

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リスティング広告は、少額予算でも集客の効果が期待できる広告媒体です。
自社に運用ノウハウがない場合、代理店に依頼することを検討されるでしょう。

「ちゃんと運用してもらえないんじゃないか」「そもそも依頼を受けてくれないんじゃないか」
「ただでさえ予算が少ないのに手数料をを支払う価値はあるのだろうか」

少額予算となると、以上のような疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

本記事では、少額予算のリスティング広告運用で成果を出すための条件や広告代理店を利用する際の手数料、利用するメリットなどを解説します。
また、リスティング広告代理店を選ぶポイントやおすすめの広告代理店を5つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

はじめに|リスティング広告の基本

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リスティング広告は、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで検索されるキーワードに合わせて表示できる広告です。
広告がユーザーにクリックされたときだけ料金が発生する「クリック課金制」が採用されています。
クリックされたときの金額は、広告を表示させるキーワードの検索ボリュームなどによって違ってきます。

ニーズが顕在化しているユーザーに自社の広告を届けられるため、短期間のうちに成果を出しやすいのが大きな特徴です。
配信タイミングについても、審査さえ通ればすぐに始められます。

リスティング広告の掲載費用相場

リスティング広告の掲載費用の一般的な相場は、1ヶ月あたり10~50万円です。
この月額費用を30~31の数字で日割りにして1日分の予算の上限を決めたり、1クリックあたりの予算を決めたりします。

また、リスティング広告は媒体としての最低出稿金額が決まっていないため、10万円以下の予算であっても出稿できます。

リスティング広告は少額予算で運用しても成果を出せる?

リスティング広告は、少ない予算であっても、ターゲットを明確にしてエリアを絞り込める業種なら運用次第で十分に成果を出すことが可能です。

この項目では、以下の内容を紹介します。

  • クリック単価×50以上の予算は必要
  • クリック単価の確認方法

クリック単価×50以上の予算は必要

リスティング広告は少額予算でも十分成果を出せますが、あまりに予算が少な過ぎると成果を出すのはむずかしくなります
少額で運用する場合でも、「クリック単価×50以上」の予算は必要です。

この額は、リスティング広告のコンバージョン率が関係します。

リスティング広告のコンバージョン率は業界や業種によって大きく異なりますが、平均すると1.5~2%程度です。
そのため、少額予算で運用する場合でも、月額予算が「クリック単価×50以上」でないとコンバージョンを獲得することがむずかしくなるのです。

用意できる予算がこの額を下回る場合、リスティング広告を利用しても集客効果を得るのは困難といえるため、別のWebマーケティング手法の利用をおすすめします。

クリック単価の確認方法

キーワードごとのクリック単価の確認方法は以下のとおりです。

  • Google広告管理画面の右上メニューの「ツールと設定」を選ぶ
  • 「キーワードプランナー」を選ぶ
  • 「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選ぶ
  • リスティング広告を出稿したいキーワードを設定する
  • 次の画面に「ページ上部に掲載された広告の入札単価(定額帯)」「ページ上部に掲載された広告の入札単価(高額帯)」の金額が表示される

表示された定額帯と高額帯の平均額が、キーワードのクリック単価の目安になります。
キーワードプランナー

少額予算でリスティング広告代理店に依頼できること

少額予算でリスティング広告の運用を代理店にまかせたときに依頼できる内容は、以下のとおりです。

  • アカウント構成作成
  • キーワード調査
  • 広告文作成
  • 運用管理
  • レポート作成

代理店に支払う手数料は広告費に比例して高くなりますが、提供されるサービスの種類に違いはありません
支払う手数料が1万円でも10万円でも、提供されるサービスは同じです。

高額の予算を用意できない場合は、まず月額1~3万円のサービスを試してみるのがおすすめです。
一定数のコンバージョンを獲得したいなら、月額5万円くらいのサービスを利用すると良いでしょう。

少額予算で代理店を利用する際の注意点

先述のとおり、少額の予算であっても代理店から提供されるサービスの内容に大きな違いはありません。

その上で、代理店を利用する際に注意すべき点は以下のとおりです。

  • 代理店によっては最低出稿金額を設けているケースがある
  • 運用手数料以外に初期費用がかかるケースもある

最低出稿金額とは、代理店側から広告主に提示される「広告費として最低限用意すべき金額」のことです。
この金額を下回る広告費しか用意できない場合は、依頼を断られるケースもあります

代理店に運用を依頼するときは、上記の点を確認した上で検討しましょう。

リスティング広告代理店に依頼する際の手数料相場

この項目では、リスティング広告の運用を代理店にまかせる際の料金体系や手数料の決め方について紹介します。

料金体系特徴手数料の決め方例
料率型広告費で決まる広告費×20%
定額型広告費・作業工数で決まる広告費のステージによる
成果報酬型成果で決まるCV×(売上×10%)

代理店を選ぶときは現時点で用意できる予算額や必要となる工数、求める成果、今後の予算増額の予定などを考慮して、自社に合った料金モデルを採用している企業を選びましょう。

料率型

料率型は「広告費×20%」が手数料の額です。
広告主が提示する広告費の総額の20%が手数料となるため、広告運用にかかる費用の総額を計算しやすいのがメリットです。

たとえば、広告費として200万円用意する場合、手数料は40万となり、運用にかかる総額は240万円になります。

定額型

定額型は、「広告費の額と作業工数」で決まります
まず、広告費を基準に手数料を計算し、そこに自社が代理店に求める作業の内容や工数に応じた費用が上乗せされます。

手数料率は、料率型で使われる20%の数値を使うことが多いです。

たとえば広告費として200万円用意する場合、手数料は40万となり、ここに追加したい作業の内容や工数に必要な額が加算されて費用の総額が算出される仕組みです。
追加の作業工程によって仮に50万円加算されるのであれば、240万円に50万円がプラスされるので運用に必要な合計額は290万円になります。

成果報酬型

成果報酬型は、「実際に獲得したコンバージョンの数」で決まります
逆にいえば、広告運用によってコンバージョンが発生しなければ手数料はゼロです。

計算式は「 (CV数×(売上単価×10%)=手数料)」です。

広告費200万、売上単価2万、獲得したコンバージョンが200件だった場合の計算例は、次のようになります。
「200件×(2万×10%)=40万円」が手数料となり、ここに広告費を加えると運用に必要になる費用の総額は240万円となります。

少額予算でもリスティング広告代理店に依頼する3つのメリット

この項目では、少額予算でリスティング広告代理店に依頼するときのメリットを紹介します。

  • 【メリット①】運用にかかる手間の削減
  • 【メリット②】広告効果を最大限高められる
  • 【メリット③】最新情報をキャッチアップできる

【メリット①】運用にかかる手間の削減

メリットのひとつ目は、運用にかかる手間が少なくなることです。

リスティング広告運用には以下のような工程があります。

  • アカウントの開設
  • キーワードの選定
  • 広告文の作成
  • 出稿金額の設定
  • 運用状況の管理
  • 運用結果のデータ分析と改善

広告運用では、単に広告を出稿するだけでなく、その後の出稿管理や運用結果の分析・改善作業も必要になります。
代理店を利用すれば、これらの工程をすべてまかせることが可能です。
これにより、自社はリソースのすべてを本業に注げます。

【メリット②】広告効果を最大限高められる

メリットの二つめは、広告の効果を最大限に高められることです。

リスティング広告は、ただ出稿するだけでは集客できません
また、集客がうまくいっても、費用がかかり過ぎて利益を圧迫してしまうケースもあります

リスティング広告の運用経験が豊富な代理店にまかせれば、自社の業種や状況に最適化した運用ができるため、自社運用よりも広告効果を高められます。

【メリット③】最新情報をキャッチアップできる

メリットの三つめは、広告運用に関する最新情報をいち早く知れることです。
GoogleやYahoo!などの広告媒体には、代理店をパートナーとして認定する制度があります

認定代理店のメリットは以下のとおりです。

  • 広告運用に関する最新情報を優先的に受け取れる
  • 認定代理店だけが参加できるイベントがある
  • 認定代理店限定の広告機能を使える

認定代理店に選ばれた代理店に運用をまかせれば、これらの恩恵を自社も間接的に受けられます
これにより、他社よりも成果の出やすい運用が可能になります。

失敗しないためのリスティング広告代理店を選ぶ5つのポイント

この項目では、失敗しないためのリスティング広告代理店を選ぶポイントを紹介します。

  • 【ポイント①】最低出稿金額
  • 【ポイント②】料金体系
  • 【ポイント③】運用者の担当案件数
  • 【ポイント④】認定資格の取得有無

【ポイント①】最低出稿金額

ポイントのひとつめは、最低出稿金額の有無です。
リスティング広告は少額の予算でも出稿できますが、代理店の中には最低出稿金額を設定している企業があります。
目当ての代理店が設定する最低出稿金額を下回る予算しか用意できない場合、どれだけ気に入っていたとしても、依頼そのものができない可能性が高いので注意してください。

最低出稿金額を設定している代理店は、運用手数料を料率型で計算する企業が多い印象です。

自社にとって最適な広告出稿金額は、実際に運用して初めてわかるケースも多いので、依頼するなら最低出稿金額を低く設定している

代理店を選ぶのがおすすめです。

【ポイント②】料金体系

ポイントの二つめは、料金体系です。
運用代行で必要になる主な費用は、運用手数料と初期費用の2つがあります。

運用手数料については先述のとおりですが、代理店の中には、手数料の最低額である「最低手数料」を設定している代理店もあります
最低手数料は少額運用の場合、広告費の20%を超える金額の支払いを求められるケースもあるので、注意が必要です。

初期費用については、運用手数料を安くおさえる代わりとして請求されるケースが多いので、事前に金額を確認しておきましょう。

【ポイント③】運用者の担当案件数

ポイントの三つめは、運用者が担当している案件数です。
自社を担当してくれる運用担当者がどれくらいの案件を抱えているかは、広告運用の内容や成果に大きく影響します

代理店の運用担当は、代理店の売上アップのために無理な案件数をまかされるケースも多いです。
そのため、代理店に丁寧な対応や運用を求めたいなら、打ち合わせのときなどに運用担当者が担当している平均の案件数を確認しておきましょう。

【ポイント④】認定資格の取得有無

ポイントの四つめは、認定資格を取得しているかどうかです。
認定資格を持つ代理店は、売上や運用体制などをGoogleやYahoo!から評価されているといえます
いわば、広告媒体から実力のお墨付きを得ているといえるので、依頼するときも安心です。

また、認定資格を持つ代理店に依頼すると新機能が使えたり、最新情報をいち早く運用に反映させたりできるのもメリットです。

【ポイント⑤】リスティング広告以外の対応媒体

ポイントの五つめは、リスティング広告以外の媒体に対応しているかです。
他の広告媒体にも対応できる代理店なら、自社の商品やサービスがリスティング広告と相性が悪くても、別の広告媒体の利用を提案してくれるからです。

また、リスティング広告とSEO対策を同時並行で運用するといった、大きな効果が狙える戦略も提案してくれる可能性があります。
この両者を同時に運用すれば自社コンテンツと自社広告の双方で集客できるため、集客効果がより高まり、広告の集客だけに依存せずに済みます

そのため、リスティング広告以外で対応できる広告媒体やその他のサポート内容、広告運用以外で対応できるWebマーケティング手法なども忘れず確認しておきましょう。

少額予算でも丁寧に運用してくれるリスティング広告代理店5選

この項目では、少額予算でも丁寧に運用してくれるリスティング広告代理店を紹介します。

  • 株式会社Hew One’s Way(ヒューワンズウェイ)
  • 株式会社TONOSAMA
  • 株式会社クロスバズ
  • 株式会社ジャックアンドビーンズ
  • 株式会社グラタス

株式会社Hew One’s Way(ヒューワンズウェイ)

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一社目は弊社、「株式会社Hew One’s Way(ヒューワンズウェイ)」です。
リスティング広告をメインとするWeb広告の運用において、運用すべてを丸ごと請け負う代行業務から、インハウス運用で効果を発揮する運用コンサルティングまで幅広く対応します。

「顧客と伴走し、集客にコミットする」をモットーに、お客様のニーズに合わせたベストなプランを提供し、広告集客による売上の最大化を行います。

少額運用については、「少額でも成果が出る事業である」と弊社が判断した場合のみ承っている形です。

少額の予算で費用対効果の高い運用を行いたいなら、ぜひ弊社にご相談ください。

弊社の基本情報は以下のとおりです。

  • 料金体系:初期費用なし、運用手数料は広告費の20%
  • 会社名:Hew One’s Way(ヒューワンズウェイ)
  • 本社所在地:〒101‐0048 東京都千代田区神田司町2-16 佐一第二ビル4F
  • URL:https://how-inc.co.jp/

少額予算のリスティング広告について問い合わせる

株式会社TONOSAMA

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出典:https://www.samatono.jp/

二社目は「株式会社TONOSAMA」です。
リーズナブルな費用でリスティング広告の運用代行をまかせられる代理店で、広告費が10万円以内なら運用手数料は1万円で依頼できます
運用手数料の額をおさえることで発生しがちな初期費用の負担もなく、出稿金額も1,000円から依頼可能です。

リスティング広告で集客したユーザーを迎えるためのホームページも5万円で制作してくれます。
ホームページの用意からリスティング広告による集客まで、一連の作業を低費用で請け負ってくれる代理店です。

  • 料金体系:初期費用なし、運用手数料は月額1万円から
  • 会社名:株式会社TONOSAMA
  • 本社所在地:福井県福井市毛矢2丁目1-9
  • URL:https://www.samatono.jp/

株式会社クロスバズ

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出典:https://x-buzz.co.jp/

三社目は「株式会社クロスバズ」です。
運用手数料月額2.5万円から、リスティング広告運用代行をまかせられる代理店です。

料金は以下のように、消費する広告費の額によって異なります。

  • 広告費が25万円以内:初期費用3万円と運用手数料月額2.5万円
  • 広告費が25万円以上100万円以内:初期費用5万円と運用手数料月額5万円
  • 広告費が100万円以上200万円以内:初期費用7万円と運用手数料月額10万円

運用手数料の他に初期費用がかかりますが、運用代行で使用する広告アカウントを完全譲渡してくれるため運用における信頼性が高く、他の代理店への移行もスムーズに行えます

  • 料金体系:運用手数料月額2.5万円から
  • 株式会社クロスバズ
  • 本社所在地:東京都港区南青山3-8-40 青山センタービル2F
  • URL:https://x-buzz.co.jp/

株式会社ジャックアンドビーンズ

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出典:https://j-mamenoki.co.jp/

四社目は「ジャックアンドビーンズ」です。
初期費用なしで運用手数料月額3万円からリスティング広告の運用代行を依頼できます。

料金プランは以下の3つです。

  • ライトプラン:運用手数料月額3万円
  • スタンダードプラン:運用手数料月額6万円、3ヶ月に一回のミーティングとフルリターゲティングが可能
  • エキスパートプラン:運用手数料月額10万円、スタンダードプランの内容に加え、1ヶ月に2種類までバナー作成も依頼できる

上記の他、広告文のブラッシュアップに必要なABテスト、コンバージョン率を向上させるためのランディングページの改修も依頼できます。

  • 料金体系:初期費用なし、運用手数料月額3万円から
  • 会社名:ジャックアンドビーンズ
  • 本社所在地:東京都渋谷区神南1-22-8 渋谷東日ビル6F
  • URL:https://j-mamenoki.co.jp/

株式会社グラタス

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出典:https://gratus.co.jp/

五社目は「株式会社グラタス」です。
初期費用が5千円の定額で、広告費は3千円から運用代行をまかせられる代理店です。
運用手数料は通常「広告費×16.67%」で計算しますが、前項まで紹介してきた代理店にはなかった「最低運用手数料2万円」が設定されています

  • 料金体系:初期費用5千円、運用手数料は広告費×16.67%、最低運用手数料は2万円
  • 会社名:株式会社グラタス
  • 本社所在地:東京都葛飾区新宿1丁目10‐22
  • URL:https://gratus.co.jp/

「リスティング広告代理店」と「インハウス」

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代理店による運用代行とインハウス運用では、「コスト面」と「広告運用に関する実績・知見」に違いが出ます

代理店に運用代行を依頼するとき、初期費用や運用手数料はかかりますがその分、広告運用に関する豊富な知見や経験にもとづいた運用が可能です。

対してインハウス運用では、自社の社員が運用を担当するためコストを大幅におさえられますがその分、運用に関するノウハウや知見を持った担当者の確保が必須になります。
また、代理店とは違い、最新情報を取得できる伝手を作りづらいのもデメリットです。

実際、少額の予算で運用代行を行ってくれる代理店を探している企業では、社内にノウハウを持つ社員がいないことも多いです。

また、運用代行でなく伴走型コンサルティングを利用して手数料などをおさえようにも、状況によっては運用代行より費用がかかってしまうケースもあります。

そのため、これからリスティング広告の運用を始めようという人は、まずインハウスでの運用で試してみるのがおすすめです。
そしてその経験から、「伴走型コンサルティングを利用するか」や「運用代行を利用するか」などを判断すると良いでしょう

まとめ

リスティング広告は扱う商材にもよりますが、少額予算の運用でも十分効果を得ることが可能です。
ただ、「クリック単価×50以上」の予算を用意できなければコンバージョンの獲得はむずかしいことを覚えておいてください

実際の運用においては、まずインハウス運用を行って自社の集客に関する課題や改善点などを洗い出しましょう。
そしてそこから「運用代行を利用するか」や「伴走型コンサルティングを利用するか」、もしくは「このまま自社の力だけで運用するか」などを判断するのが効率的です。

それぞれの運用スタイルにはメリット・デメリットがありますが、代理店を利用した場合、代理店の知見と最新情報を活かした運用代行やコンサルティングを受けることが可能です。

弊社もリスティング広告の運用を得意としている代理店で、豊富な知見と最新情報を反映した運用やコンサルティングを行い、これまで多くの企業様にご満足いただいてきました。

豊富な知見と実績に裏打ちされた費用対効果の高い運用をお望みなら、ぜひ弊社にお問い合わせください。

この記事を監修した人

株式会社Hew One’s Way(ヒューワンズウェイ)のマーケティング部

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