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  • 公開日:2022年4月20日 /

リターゲティング広告の費用は?課金方式ごとの費用相場も解説

リターゲティング広告 費用

リターゲティング広告とは、リスティング広告で使用できるターゲティング機能のことで、一度自社サイトを訪れたユーザーを追跡し、再度広告を表示させる広告手法です。他のWeb広告よりも効果が高いといわれており、多くの企業が導入しています。

今回はリターゲティング広告の導入を検討されている方に向け、リターゲティング広告の費用や各課金方式の費用相場について解説させていただきます。

リターゲティング広告とは

リターゲティング広告とは、自社のサイトを訪れたユーザーを追跡し配信する広告です。

ユーザーは一度自社サイトに訪問しているため、自社の商品やサービスについて認知しています。そのため認知していないユーザーに広告を配信するよりもコンバージョン率が高くなります。

リターゲティング広告を用いることによって、サイトの訪問者に対して効率的な広告を配信することができます。

 

リターゲティング広告の仕組み

リターゲティング広告は、自社サイトから離脱したユーザーを追跡し再度アプローチすることができますが、なぜ離脱したユーザーを追跡することができるのでしょうか?

その答えは「Cookie」という仕組みが利用されているからです。

リターゲティング広告には、Webサイトを訪問したユーザーをリスト化できるCookieが利用されており、そのリストを基に離脱したユーザーに対して広告を配信します。Cookieとは、Webサイトに訪れたユーザーの仕様端末情報を保存する仕組みのことです。

リターゲティング広告を配信するためには自社サイトにタグを設置し、Cookieを集める必要があります。タグを設置することにより、自社サイトに訪れたユーザーに対してCookieが付与されます。その付与されたCookieにより訪問ユーザーを追跡することができ、リターゲティング広告を配信することが可能になるのです。

 

リターゲティング広告のメリット

リターゲティング広告は、Cookieによりリスト化したユーザー情報を基に広告を配信することができます。ユーザーは自社の商品やサービスに対して一度認知しているので、コンバージョン率が上がる可能性が高くなります。

リターゲティング広告のメリットは以下のとおりです。

【メリット①】絞ったユーザーに広告を配信できる

リターゲティング広告では、Cookieに保存されたユーザー情報を条件で絞ることができます。そのためコンバージョンに至る確率の高いユーザーに絞って広告を配信することが可能です。

絞ったユーザーに広告を配信することで、ユーザー全体に広告を配信する場合よりも顧客獲得単価を抑制することができ、効果的な広告配信を行うことができます。

【メリット②】コンバージョン率が高くなる

リターゲティング広告は、Web検索し一度自社サイトに訪れて商品やサービスの購入を検討又は情報収集を行った経験のあるユーザーに対して配信されるため、認知していないユーザーに向けて広告配信するよりもコンバージョン率が高くなる傾向があります。

すでに自社の商品やサービスについて認知しているユーザーに対して、購入される可能性が高いタイミングで直接アプローチすることができます。

【メリット③】離脱したユーザーを取り戻せる可能性がある

Webサイトを訪れたユーザーの内9割は離脱してしまうといわれています。つまり、Webサイトを訪れたユーザーの1割しかコンバージョンに至っていないのです。

自社の商品やサービスの単価が高ければ高いほど、ユーザーは他社との比較のためにWebサイトを離脱します。その際にリスティング広告を配信することで、ユーザーに自社サイトのことを思い出してもらうことができます。

 

リターゲティング広告の課金方式

リターゲティング広告の配信での課金方式は以下の2種類です。

【方式①】インプレッション課金

インプレッション課金はCPM課金とも呼ばれており、配信された広告が表示された回数によって課金される方式となります。広告がクリックされなくても表示されるだけで費用が発生してしまいますが、クリック率が高ければ割安となるため、費用対効果に期待することができます。

【方式②】クリック課金

クリック課金はCPC課金とも呼ばれており、広告がクリックされるたびに課金される方式です。クリックするユーザーは広告に興味を持っており、そのユーザーにのみ課金するので費用対効果が高くなります。また、広告に興味のないユーザーには課金が発生しないため、無駄な広告費用を支払う必要がありません。

 

【課金方式別】リターゲティング広告の費用相場

リターゲティング広告の費用は利用する広告媒体や課金方式によって変動します。そのため、事前に広告費用の予算を設定しておくことが大切です。予算を設定することによって、想定以上の費用が発生することを防ぎ、自社の予算範囲で利用することができます。

課金方式別のリターゲティング広告の費用相場は以下のとおりです。

インプレッション課金の場合

インプレッション課金の費用相場は、広告表示1,000回に対して数十円~数百円程度となっています。これはあくまでも相場で、広告が表示されるほど費用は高くなります。

ユーザーの検索結果に広告が表示されたときのみ費用が発生するので、クリック率が高ければクリック課金よりもお得になります。

クリック課金の場合

クリック課金の費用相場は、1クリックに対して数十円~数百円程度となっていますが、設定しているキーワードに競合が多い場合には1クリックに対して数千円の費用が発生するなど、入札単価が高くなる可能性があるので注意が必要です。

どちらの課金方式も1回あたりの費用は安いですが、1カ月の費用相場で考えると数十万程度となります。

 

【種類別】リターゲティング広告の費用相場

種類別のリターゲティング広告の費用相場を解説させていただきます。

種類ごとに狙うユーザー層や費用に違いがあるので、自社と相性の良い種類を選ぶようにしましょう。

GDN(Google広告)

GDNは、過去に自社サイトを訪れたユーザーがGoogleの提携しているサイトを閲覧する際に、再度自社広告を配信することができるディスプレイ広告です。また、他の媒体では「リマーケティング広告」ですが、Googleでは「ディスプレイ広告」と呼ばれています。

GDNでは、キーワードでターゲットを絞れるため、自社の商品やサービスと関連性の高いサイトへ広告を配信することができます。また、他の媒体よりも出稿できる画像サイズが豊富な点が特徴的です。

費用は、インプレッション課金の場合1,000回表示に対して10~500円、クリック課金の費用相場は1クリックに対して50~100円ほどとなっています。

YDN(Yahoo広告)

YDNのリターゲティング広告は、Yahoo!が提携しているサイトへの広告配信が可能なディスプレイ広告です。

YDNはターゲティング方法が特徴的で、ユーザーの検索履歴から広告を配信するサーチターゲティングやユーザーが閲覧したサイトから広告を配信するインタレストマッチを用いています。さまざまな角度からユーザーを絞り込めるので、コンバージョン率が高くなる傾向があります。

YDNもGDNと同様の課金方式で、費用相場はインプレッション課金が1000回表示に対して10~500円、クリック課金が1クリックに対して50~100円となっています。

Facebook広告

Facebookのリターゲティング広告では、InstagramやAudience Networkで広告を配信することができます。Audience Networkとは、Facebookが提携している外部メディアで、配信先の詳細は公開されていませんが、日本では食べログやジモティーで配信されています。

Facebookのリターゲティング広告は、ユーザーIDを活用した追跡となっているため、他の広告媒体よりもターゲティングの精度が高く、正確なユーザー行動の把握が可能です。そのため顕在層へ複数回アプローチできるため、他よりもCVRが高くなる傾向にあり、費用対効果の高い広告配信を行うことができます。

費用は上記と同様の2種類の課金方式と動画再生による課金方式があります。クリック単価は1クリックに対して100円程度となっており、始める際のおすすめ月間費用は5~10万円となっています。

Instagram広告

Instagram広告は、Facebook広告の配信を行っていれば、同時に配信が可能となります。フィードやストーリーズ、発見タブで広告を配信することができ、写真や動画で一般投稿に並んで配信されるため、広告色が薄くなり、他の媒体の広告を避けていたユーザーとの接点を設けることができます。

Instagramは若年層や女性に人気のアプリなので、その層向けの広告に適しています。また、ターゲティングにはFacebookの情報を利用できるため、正確なユーザー行動を把握することができます。

課金方式は、クリック課金・インプレッション課金・アプリのインストール課金・動画再生課金の4つで、費用相場はコンバージョン獲得が目的なら3万円~、認知向上とブランディングが目的なら10万円~となります。

LINE広告

LINEのリターゲティング広告は、タイムライン・LINEマンガ・LINEニュースなどLINEが運営しているサービスで配信されます。タイムラインでは一般ユーザーの投稿に並んで広告が表示されるため、Instagram広告と同様に避けられる可能性が低くなります。

LINE広告はなんらかのWeb広告と併用して運用することをおすすめします。Web広告に自社サイトへ一定のアクセスがあれば、その中からさらに対象となるユーザーを絞り込むことができるため、費用対効果が高くなります。

課金方式はインプレッション課金・クリック課金方式・友達追加課金があります。費用相場は、インプレッション課金は1,000回表示に対して400円、クリック課金は1クリックに対して24円、友達追加課金は友達1名追加ごとに50円が最低金額となっています。しかし、実際はオークション形式となっているので、競合の状況によって費用が変動します。

 

まとめ

今回はリターゲティング広告の費用について解説させていただきました。

リターゲティング広告は、ユーザー行動を基にターゲティングを行い広告配信するため、費用対効果の高い手法です。自社の予算と話し合いながら、目的に適した媒体を利用しましょう。

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