【無料DL】リスティング広告のチェックリスト完全版|基本設定から運用改善まで27項目を網羅

【基本から改善まで】リスティング広告27のチェックリスト
リスティング広告は、検索意図を持ったユーザーにアプローチできる反面、入札やキーワード設定など多岐にわたる管理項目が存在します。本記事では「基本設定」から「運用・改善」まで、網羅的に押さえたい27のチェックポイントをまとめました。
これらを順番に確認することで、設定漏れや運用上の抜け漏れを防ぎ、効率的に成果を高めることができます。
リスティング広告の成果を伸ばしたい方は、ぜひチェックリストを活用してください。
【基本設定】チェック項目
No. | チェック項目 | ポイント(要約版) |
---|---|---|
1 | アカウント設定 | タイムゾーンや自動タグ設定、IPアドレス除外など初期の重要項目を確認。 |
2 | アカウント構成 | キャンペーンや広告グループの構成をシンプルに。機械学習が行いやすい環境を整備。 |
3 | Google Analyticsリンク設定 | 広告のクリックからCVまでのユーザー行動を正確に把握するための連携。 |
4 | コンバージョンのカウント方法 | 複数回カウントの必要性や拡張コンバージョンの導入など、正確な計測を検討。 |
5 | コンバージョン値 | 売上やLTVを加味した価値設定を行い、入札戦略に反映させる。 |
6 | 入札戦略と自動入札 | 目標CPA・目標ROASなどビジネスゴールに合わせた自動入札を活用。 |
7 | ネットワークのキャンペーン設定 | 検索とディスプレイの配信切り替え・検索パートナー設定などを適切に。 |
8 | 広告の基本設定 | キャンペーンタイプ、目的に合った設定(例:検索広告、ディスプレイ広告など)。 |
9 | レスポンシブ広告の設定 | 複数の見出しや説明文を用意し、Googleの組み合わせ最適化を活用。 |
10 | キーワード設定 | 重複や無関係なキーワードを排除し、ターゲットに合ったものを選択。 |
11 | マッチタイプの設定 | 完全一致・フレーズ一致・インテントマッチを適切に組み合わせる。 |
12 | 除外キーワードの設定 | 無駄なクリックを防ぎ、費用対効果を高めるために定期的に除外語句を見直す。 |
13 | 動的検索広告の設定 | ターゲットURLを明確にし、不要ページを除外しながら幅広い検索語句を狙う。 |
14 | ランディングページ(利便性) | ページの読み込み速度やモバイル対応を向上し、品質スコアを改善。 |
【運用~改善】チェック項目
No. | チェック項目 | ポイント(要約版) |
---|---|---|
15 | 最適化スコア | Googleの提案を確認しつつ、CPAなどと照らし合わせて取捨選択する。 |
16 | 広告のパフォーマンス | アセット組み合わせやクリック率・CVRなどを定期的に分析し、ABテストを実施。 |
17 | 広告のアセット | サイトリンクやコールアウトを最適化し、追加情報で視認性とCTRを高める。 |
18 | 配信先地域の設定 | 地域ターゲティングを見直し、不要エリアへの出稿を避け予算を効率化。 |
19 | 広告配信のスケジュール | 営業時間や顧客の行動時間に合わせて配信し、機会損失を減らす。 |
20 | デバイス設定 | モバイル・PC・タブレットで入札調整し、それぞれの効果を最大化。 |
21 | オーディエンスリスト | リマーケティングや組み合わせリストで、CVRの高いユーザーを再獲得。 |
22 | 検索パートナー設定 | 検索パートナー(Google検索以外)経由のパフォーマンスを定期的に確認。 |
23 | ランディングページ(配信先) | ターゲット属性に合わせてページを最適化し、広告とLPの内容を一致させる。 |
24 | ランディングページ(検証) | A/Bテストやヒートマップなどでユーザー行動を分析し、継続的に改善。 |
25 | インプレッションシェア損失率(予算) | 予算不足で広告表示が制限されていないかチェックし、必要に応じて調整。 |
26 | インプレッションシェア損失率(ランク) | 広告ランク改善のための入札単価や品質スコアを再検討する。 |
27 | オークション状況の分析 | 競合との重複率、上位表示率を把握し、戦略的に入札を調整する。 |
上記の一覧では要点のみを抜粋しています。詳細な設定例や具体的な運用のヒントは、ホワイトペーパーの中で紹介していますので、ぜひダウンロードして、実際のアカウント診断や運用改善のチェックシートとしてご活用ください。
【無料DL】基本から設定までこれ1枚!リスティング広告27のチェックリスト
【重要項目9選】代理店が考える効果改善につながるポイント
ここでは、ホワイトペーパー全体の中でも特に重要度が高いとされる9項目をピックアップし、効果改善につながるヒントを簡潔にまとめました。実際の運用と照らし合わせながら、優先度の高いものから着手してみてください。
アカウント設定
タイムゾーン設定や自動タグ設定など、最初の一歩でミスがあると運用全体に悪影響が及ぶ可能性があります。
IP除外設定を行うことで、社内や開発環境などからの不必要なクリックを回避し、正確なデータを得やすくなります。
アカウント開設直後だけでなく、定期的に設定内容を見直し、不要なIPアドレスなどを新たに除外するなどメンテナンスを行いましょう。
コンバージョンのカウント方法
何をコンバージョンとするか(1回のみカウントか、複数回カウントか)によって、自動入札の最適化結果も変わってきます。
拡張コンバージョンを導入すれば、精度の高いデータをGoogle広告に渡すことが可能です。
新規ユーザーの購入だけでなく、リピート購入や別フォームからの問い合わせなどがビジネスに重要であれば、複数カウント方式を検討すると成果把握が正確になります。
入札戦略と自動入札
「目標CPA」「目標ROAS」などの自動入札は、ビジネスゴールに応じて使い分けます。
自動入札を十分に活用するには、まずある程度のコンバージョン数や学習データが必要です。
もしCV数が少ない場合は、資料請求やお問い合わせなどのマイクロコンバージョンも測定対象に加えて学習データを補強し、AIが最適化しやすい環境を整えましょう。
マッチタイプの設定
マッチタイプは、キーワードがユーザーの検索語句とどのように関連付けられるかを指定する重要な設定です。
成果を安定させるためには、まず部分一致やフレーズ一致で広く配信し、成果の高いキーワードを特定した後、完全一致でより精度高く配信するよう調整すると効果的です。
キーワード設定
キーワードの重複や曖昧な部分一致による予期せぬ配信を避け、きちんとターゲットを絞る必要があります。
キーワードを大きく細分化しすぎると学習データが分散し、運用が複雑になりがちです。
広告グループ単位でテーマを明確にし、ターゲットユーザーが使いそうな検索語句だけをピックアップ。運用の軸がブレにくくなり、最適化もしやすくなります。
除外キーワードの設定
検索語句レポートを定期的にチェックし、コンバージョンと関係の薄い語句を除外するだけで、無駄クリックによる費用が減少します。
除外キーワードのマッチタイプは通常のキーワードと挙動が異なるので、設定方法には注意が必要です。
「競合他社名」「自社ブランド名」など意図しない広告表示を防ぐキーワードも積極的に除外すると、広告費を最適化できます。
広告のアセット
サイトリンクやコールアウト、構造化スニペットなどを追加するだけで、広告の情報量が増えてCTR(クリック率)を高めやすくなります。
レスポンシブ検索広告では見出しや説明文を複数登録し、Googleの自動組み合わせ最適化を活用。
アセットごとの表示回数や成果を分析し、反応の悪い要素を入れ替えてテストを繰り返すのがポイントです。
インプレッションシェア損失率(予算/ランク)
予算不足で表示機会を逃しているのか、広告ランク(入札額・品質)が足りず表示されないのかを判別して対策を立案します。
すべてのキーワードで高インプレッションシェアを狙う必要はなく、重要度の高いキーワードを優先的に改善するのがセオリーです.
広告ランクが問題の場合は、入札単価調整や品質スコア(CTR・LP品質)の改善を同時に進めましょう。予算不足が原因なら、費用対効果を見極めて増額を検討するか、配信範囲を絞って集中させるのも一案です。
配信先地域の設定
配信先地域の設定は、広告を届けたいユーザーがいるエリアを明確に絞り込むための重要な項目です。特に地域密着型のビジネスや店舗型ビジネスでは、配信地域を適切に絞ることで、無駄なクリックを減らし、広告費を効果的に使えます。
まとめ
本記事では、リスティング広告の運用に欠かせないチェックリストの項目を一覧で紹介し、特に重要度の高い9項目について詳しく解説しました。リスティング広告は設定や運用管理が複雑であるため、定期的に漏れなく見直す仕組み作りが重要です。
より詳しい解説や、ここで紹介しきれなかった項目の設定ポイントについては、ぜひ下記よりホワイトペーパーを無料ダウンロードし、実際の運用に役立ててください。
【無料DL】基本から設定までこれ1枚!リスティング広告27のチェックリスト