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  • 公開日:2022年4月12日 /

CVRとは?計算式・平均・改善ポイント等を解説

cvrとは 計算式

Webサイト運営に携わっている方であれば「CVR」という言葉を耳にしたことがあると思います。しかし、「どうやってサイト運営に活用するのか分からない」「計算式が分からない」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、CVRの計算式や平均等の基礎知識、改善する際のポイントについて解説させていただきます。

CVR(コンバージョン率)とは

CVR(コンバージョン率)とは、Conversion Rateの略称で、ユーザーがWebサイトへアクセスした場合に、そのアクセスの内どの程度CV(コンバージョン)に至ったかの割合を表す数値です。コンバージョンとは、Webサイト上における最終的な成果を意味しており、目的に応じて何をコンバージョンとするかは変わります。

企業はCVRの数値を明確にすることで、そのページを改善する必要があるのかという判断をすることができます。通常はサイトに訪れたユーザー全体に対して何人コンバージョンに至ったのかを計算しますが、場合によっては母数をユーザー全体から特定のページを訪れたユーザーに変えることも可能です。それによりページごとのCVRが明確になります。

正確なCVRの数値を計るためには、ページごとのコンバージョンを設定することが大切です。

 

CVRとCTRの違い

CTRはCVRと違い、広告や検索結果が表示された回数うち、どれだけその広告や検索結果がクリックされたのかを表す指標となります。CTRは、Click Through Rateの略称で日本ではクリックスルー率・クリック率と呼ばれています。CTRは以下の計算式で求めることができます。

CTR=クリック数÷表示回数×100

例えば、広告が100回表示されたうち、10回クリックされた場合は以下のような計算式になります。

10÷100×100=10%となります。

CVRとCTRは併用してWebサイトの分析に活用することができます。例えばある広告の成果として、CTRは高いがCVRは低いという場合は、広告のデザインや表示場所は適切であるものの、広告の内容自体がユーザーの思い描いているものと相違があると考えられます。そうなると、ユーザーの検索意図を想定し、よりニーズに沿った広告内容へと改善する必要が出てきます。

 

CVRが重要な理由

広告のデザインや表示場所が適切でCTRが高くても、ユーザーが広告をクリックした際に思い描いていた内容と相違があった場合やサイトの内容そのものが分かりにくい場合は、コンバージョンの獲得につながらないため、CVRが低くなってしまいます。Webサイトの運営においてCVRを上昇させることは、企業の成果にもつながるのでとても重要です。

広告を用いて自社サイトへユーザーを誘導しても、コンバージョンにつながる内容を提供できなければ、サイトから離脱する人が増え、CTRも減少傾向になってしまうことが予測されます。つまり、予算をかけて自社サイトへ集客しても、コンバージョンにつながる内容を提供できなければ、広告予算は無駄になるのです。

逆にCVRは高いのにサイトへのアクセス数が少ない場合は、CTRを上昇させる改善施策を行うことで、アクセス数が増え、コンバージョン数が増加する可能性があります。

 

CVRの計算式

それでは、CVRの計算式についてお伝えします。

CVRの求め方

CVR(コンバージョン率)は以下の計算式で求めることができます。

[コンバージョン数]÷[アクセス数]×100=[CVR(コンバージョン率)]

コンバージョン数とは、サイト内でコンバージョンに至った数です。例えば、コンバージョンを商品の購入と定義している場合、サイト内から10個購入されたのであればコンバージョン数は10となります。

アクセス数は、ユーザーがサイトを訪れた回数です。セッション数とも呼ばれています。例えば、自社が計測したいサイトにユーザーが1000回訪れたのであれば、アクセス数は1000となります。

CVRの計算例

では、実際に上記の計算式を用いてCVRを計算していきます。
今回は商品の購入をコンバージョンと定義し、AページとBページのコンバージョン率を比較していきます。

例:Aページ
Aページにアクセスしたユーザーは1000人で、コンバージョン数は50でした。
計算式)50(コンバージョン数)÷1000(アクセス数)×100=5%(コンバージョン率)

例:Bページ
Bページにアクセスしたユーザーは5000人で、コンバージョン数は100でした。
計算式)100(コンバージョン数)÷5000(アクセス数)×100=2%(コンバージョン率)

上記の2つの例を見たときにどちらのページの方が効果的なページだと思いますか?

一見コンバージョン数を多く獲得できているBページの方が効果的なページだと思われがちですが、2つの例のコンバージョン率を見てみるとAページの数値の方が高いことが分かります。そのため、Aページの方がBページよりも効率よく成果を上げているページとなるのです。

集客の改善施策の観点では、効率よく成果を上げることができるAページのアクセス数を増やすことで、コンバージョン率を上げようという考えになります。アクセスを増やすための代表的な施策としてはインターネット広告が挙げられます。

一方、UX改善の観点ではより多くのアクセス数を獲得しているBページのサイト内容を改善することでコンバージョン率を上げようという考えになります。

Webサイト運営では、コンバージョン数だけではなくコンバーション率まで計測することで、サイトの改善点が明らかになります。

■Webサイト運営における重要な指標の計算式

CVR(コンバーション率) コンバージョン数÷セッション数×100
CTR(クリック率) クリック数÷表示回数×100
CPA(顧客獲得単価) コスト÷コンバージョン数

 

CVRの平均

CVR(コンバージョン率)を計測しても、その数値が高いのか低いのかを判断する目安や平均がなければ、その後の判断が難しくなるでしょう。

しかし、コンバーション率は企業によって何をコンバージョンと定義するか、サイト内容の分かりやすさなど多くの要素が影響するため、目安や平均はそれぞれの企業によって異なります。

例えば、資料請求をコンバージョンとしている企業と商品の購入をコンバージョンとしている企業では、コンバージョン達成の難易度が異なるため、コンバーション率も変動してしまいます。

コンバーション率の平均や目安は企業によって異なりますが、1つの目安として参考になるのがWordStreamが発表しているGoogl広告の業界別の平均コンバージョン率です。

業界 CVR(リスティング広告) CVR(ディスプレイ広告)
自動車 6.03% 1.19%
消費者サービス 6.64% 0.98%
EC 2.81% 0.59%
雇用サービス 5.13% 1.57%
不動産 2.47% 0.8%

引用元:https://www.wordstream.com/blog/ws/2016/02/29/google-adwords-industry-benchmarks

リスティング広告とディスプレイ広告のコンバージョン率を比較してみると、リスティング広告の方が高いことが分かります。リスティング広告はユーザーの検索キーワードに関連して表示されるため、ユーザーのニーズとマッチしやすく、コンバージョン率が高くなる傾向があります。

 

Googleアナリティクスの設定方法

Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているWebページのアクセス解析サービスです。アクセス元ごとに解析することが可能で、Webサイト全体だけでなく「流入元別」「ランディングページ別」など指定したアクセス元からのコンバージョン率を解析することができます。自動でコンバージョン率が計算されるので、自分で計算式に当てはめて計算するという手間を省くことができます。

Googleアナリティクスの設定方法は以下のとおりです。

【設定方法①】目標設定画面をひらく

Googleアナリティクスを起動させ、ホーム画面左下の「管理」をクリックし、右側の目標から目標設定画面を開きます。

【設定方法②】目標を設定する

目標設定画面の「新しい目標」をクリックし、コンバージョンタイプを設定します。この際は自社のコンバージョン定義に基づいて設定しましょう。

【設定方法③】コンバージョンタイプに合わせた指標を設定する

コンバージョンタイプに合わせた指標を設定し、「保存」をクリックしたら設定終了です。

 

CVRを改善する際のポイント

コンバーション率が低いということは、サイトに訪れた人の内コンバージョンした人の割合が少ないということなので、サイト内容に問題があるといえます。アクセスは取れているけど、コンバージョンを取れていないサイトは、コンバージョンにつながりやすい改善施策を行いましょう。

ここでは、コンバージョン率を改善する際のポイントを解説させていただきます。

【ポイント①】ランディングページの改善

コンバージョンまでのユーザー行動の入り口がランディングページです。ランディングページは、ユーザーがそのサイトに滞在するのか・離脱するのかを判断する重要なページなので、ユーザーをサイトへ惹きつけるような内容である必要があります。また、インターネット広告を出している場合は、広告内容とサイト内容が合致していることが大切です。

【ポイント②】CV付近の改善

コンバージョンまでのユーザー行動の中で、入り口のランディングページと同じくらい重要なのがコンバージョン付近の改善です。コンバージョン付近とは、お問い合わせや情報入力フォームやその手前のページのことです。ユーザーをコンバージョン付近まで誘導することができても、情報入力フォームで記入する情報が多いとユーザーは嫌悪を感じ離脱してしまう可能性があります。そのため、情報入力フォームは最低限の必要な情報のみとし、ユーザー嫌悪を感じない設計にすることで、CVR改善につながります。

 

まとめ

今回はCVRの基礎知識と改善する際のポイントについて解説させていただきました。
CVRは、サイト改善における重要な指標となります。今後効率的なサイト運営を行うためにも、CVRを活用していきましょう。

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